水分を過剰に摂ると体がむくむ?

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水分が多すぎても少なすぎてもむくみが生じます

水分を摂りすぎたから体がむくんでしまった(浮腫)というのは、よくいわれることですが、実はそうである場合もない場合もあるのです。

 

水分を摂る

確かに寝る前に過剰に水分を摂りすぎて朝起きたら顔がむくんでいたというのは、誰にでもある経験だと思います。

 

この場合には、就寝中には腎臓の機能が低下しているから(衰えているという意味ではありません)なのです。通常、起床して数時間でむくみは取れますから、そうであれば過剰に心配する必要はありません。

 

逆に水分が不足してしまっても、むくみが生じることがあります。人間の体というのは水分が不足すると水分を体外へなるべくださないようにします。尿の回数も減ってしまうということにつながりますが、それと同時に体内の老廃物の排出も減少してしまうことになってしまいます。この状況も腎臓の機能が低下してむくみが生じてしまっている状況なんです。

 

むくみを解消するためにミネラルウォーターを飲むのであれば、200ccほどを1日数回に分けて飲むようにします。また、ナトリウムを摂りすぎてもむくみの原因になりますから、ナトリウムを多く含有しているミネラルウォーターは避けるようにしましょう。

 

ただし、むくみを解消にミネラルウォーターを利用するというのは、二次的なものだと考える必要があると思います。

 

そもそもむくみが生じるというのは、大きな疾患が隠れているかもしれないという警鐘ですので、まず、医師の診断を受けることをおすすめします。ミネラルウォーターを飲む行為自体はなにも悪いことではありませんが、体質を改善するために飲むというスタンスを取るようにしましょう。