オリゴ・ミネラルウォーターは欧州の規定
オリゴ・ミネラルウォーターと聞いても、日本ではあまりなじみがない言葉だと思います。オリゴ・ミネラルウォーターは、欧州共同体・イタリアの規定で、「180度に加熱してもミネラル分が500mg/1ℓ以下のミネラルウォーター」だとされています。つまり(オリゴ=軟水=軽い)という分類なのです。
ちなみに、フィレッテ(硬度198)べバーオリゴミネラルウォーター(硬度134)やサンカシアーノ(硬度221)やソーレ (硬度378)などがあります。いずれもイタリア産のミネラルウォーターです。
イタリアでは上記のように軟水に分類されるのですが、日本のミネラルウォーターの硬度の分類では中硬水にあたります。それだけもともとの水の基準の考え方と採水されるミネラルウォーターの硬度にちがいがあるということなのでしょうね。
オリゴ・ミネラルウォーターは、中硬水に分類されるミネラルウォーターですので、適度にミネラル分を含有しています。ミネラルを補給するために飲むミネラルウォーターとしても適していますし、加熱してもミネラル分がこわれにくいという特徴も持ちあわせているので、コーヒーや料理に使用するミネラルウォーターとしても活用できます。