海洋深層水

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飲用以外にも使用される海洋深層水

海洋深層水とは、一般的に水深が200メートル以下の海水のことです。太陽の光が届かない深海にある海水であるため、光合成は行われません。また、水温も低いので細菌が少なく、環境汚染の心配がほとんどないといわれ、海の表層とはちがった特徴を持ちあわせています。

 

沖縄の海

海洋深層水は、厳密にはミネラルウォーターのカテゴリーには分類されませんが、ミネラルを豊富に含いんでいるという意味では、非常に注目すべき水の種類のひとつです。

陸上で採水されるミネラルウォーターより、より多くの種類のミネラル成分を含有しています。また、深海の水ですから化学物質に汚染されているという心配もありません。

 

以上のような理由で、海洋深層水は飲用するために利用される他にも、化粧品や食品、アルコール類などにも利用されています。

 

飲用する海洋深層水は、採水してそのままではとても飲めませんから、フィルターなどを使用して塩分を取り除く脱塩処理および殺菌処理が行われることとなります。

 

こうしてできるのが飲むための海洋深層水なのですが、海洋深層水のなかにはミネラル成分を後から添加したものや、地下水がベースになっているものなどもあるそうですからラベルを見くらべるなどして注意して購入する必要があるといえるでしょう。

 

また、脱塩処理の方法によってはマグネシウムの量が激減してしまうこともあるそうですから、こちらもラベルをよく見て購入した方が賢明だといえます。

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