日本人には不足しているカリウム
カリウムとは、元素記号がKのミネラル分で、ミネラルウォーターにも含まれています。人間の体には必須のミネラル分であり、そのほとんどは細胞内に存在しています。
カリウムは人間の体で細胞内液にあり、体液のバランスを調整する働きがあったり、浸透圧の調整を行う働きがあったり、神経伝達や筋肉の収縮にも大きく関係している成分です。
このように人間の体には必ず必要なミネラル分なのですが、このカリウムが万一不足してしまうと、疲労感を感じたり、ひどくなれば心臓の働きにも影響してきます。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、生活習慣病を予防するためにも、もっとカリウムを摂取しなくてはならないとされ、1日あたり3500mgの量が必要とされます。
当然、ミネラルウォーター以外にもカリウムは含まれていますので、積極的にカリウムを豊富に含む食事を摂ることも心がけるようにしましょう。
カリウムを豊富に含み、手軽に食べれるものにはバナナが挙げられます。バナナ1本には約400mgが含まれています。しかしバナナばかりを食べるというわけにはいかないでしょうから、ミネラルウォーターからカリウムを摂ったり、野菜ではトマトやホウレンソウ。トウフや大豆、じゃがいもやさつまいもなどを積極的に食べるように心がけましょう。
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