ナトリウムの過剰摂取はいけませんが人間には必要な成分です
ミネラルウォーターの中にもミネラルの一種としてナトリウムが含まれています。ナトリウムの取り過ぎは高血圧などの体の異常をきたすというイメージがあるため、あまりありがたいというイメージがない方がほとんでではないでしょうか?
しかし、当然のことながらナトリウムは人体に必要な成分です。人体組織の体液の浸透圧を保ったり筋肉や神経の働きにも関係しています。ですから、ナトリウムが不足してしまうと、筋肉痛の原因になったり神経に異常が現れてしまう可能性もあります。
体内のナトリウムの量は、人体が自然とバランスよく調整してくれます。しかし、スポーツなどで大量の発汗をした場合には多くの塩分も発汗と同時に奪われてしまいます。
ただ、ミネラルウォーターなどの水分を大量に補給すると、今度は血液が薄められてしまいます。大量に発汗した後には、水分という意味だけではなく適量の塩分も補給する必要があります。
通常の運動後にミネラルウォーターというのは適しているのですが、真夏の激しい運動の後などにはミネラルウォーターではなく、スポーツドリンクの方が適しています。
スポーツドリンクが手元にない時には、塩をなめて水分を摂るようにしましょう。といいますか、スポーツドリンクがなく、塩があるという場面の方が珍しいですかね?スポーツ前にはスポーツドリンクを用意しておくべきということですね。
スポーツや入浴など発汗した後にも水分や塩分が必要ですが、スポーツなどの前にコップ一杯のミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲んでおくというのもよい方法です。