ミネラルウォーターを買う時にはラベルも見て買いましょう
ミネラルウォーターのラベルには硬度や採水地や生産国などが記載されていますが、いくつかの要点をおぼえておくと、自分が飲みたいミネラルウォーターがわかるようになります。
ミネラルウォーターを選ぶポイントというのは人それぞれではあると思いますが、ミネラルウォーターを選びで決め手となり得る項目のいくつかを紹介します。
○硬度
2.5×カルシウム量(mg/1000ml)+4.1×マグネシウム量(mg/1000ml)で計算された数値により、軟水・中硬水・硬水に分類されています。この硬度は、ミネラルウォーター選びで一番気になると思われる飲み味に直接関係してきます。
日本の水のほとんどは軟水(カルシウムとマグネシウムの含有量が少ない)ですから、日本人に一番合っているのは軟水だといえますし、おいしく感じるのはやはり軟水でしょう。ミネラル補給のためには含有量が多い硬水がよいわけですが、飲みにくい味でクセがありますから、最初は中硬水からはじめるとよいと思います。
○pH(ペーハー値)
pH7が中性で数字が小さくなると酸性、大きくなるとアルカリ性です。疲労している時にはアルカリ性のミネラルウォーターを飲むとよいといわれたり、スポーツのあとにもアルカリ性のミネラルウォーターがよいとされています。
○栄養成分
一般的にはカルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムの量が書かれています。例えばカルシウムは軟水を飲むことがほとんどの日本人には一番不足しているミネラル分だといわれています。ミネラルウォーターを飲む目的や料理に使う目的などで含有量を考えるようにしましょう。